Win-Winの関係を意識する!
この記事は、こんな方におすすめです
- 会話が下手くそ
- 交渉事が下手くそ
- お願いしても良く断られる
- 会話する時に余計なことを言ってしまう
この記事を読むとこうなります
①思ったことをすぐに口にしなくなります。
②相手を意識して会話ができるようになります。
③伝え方のテクニックが身に付きます
結論
自分の考えや思いを伝えるだけでは、人間関係はうまくいかない。相手のことを考える必要がある。
人間関係の潤滑油として「伝え方」は、とても重要なスキルだが、それは誰でも鍛えることができるものである。その結果、人生は変えられる!
書籍情報
タイトル
伝え方が9割
著者
佐々木圭一
出版社
ダイヤモンド社(2013/3/1)
要約
①NO!をYES!に変える技術には、3つのステップがある。
②お願いする上で7つの切り口がある。
③相手に響く強い言葉には、5つの種類がある。
なぜ「伝え方」を考えなければならないのか?
情報量が多すぎる時代では、普通の伝え方では届かない。普通の伝え方ではダメ!
人生はお願いの連続で、人間は1日に22回のお願いをしている。
①NO!をYES!に変える3つの技術。(考え方の3原則)
①自分の頭の中をそのまま言葉にしない。
☆伝えたいことをそのまま言うは×
②相手の頭の中を想像する。
☆相手は何が好きか?嫌いか?性格は?
③相手のメリットと一致するお願いを作る。
☆相手が望んでいることを調べ考える。
②お願いする際の7つの切り口。(相手を動かす7つのツボ)
1.相手の好きなこと
☆メリットを利用する。
→良いなぁと思わせる。
2.相手の嫌いなこと
☆デメリットを利用する。
→止めておこう!と思わせる。
3.選択の自由
☆人は決断より比較が得意で、選びたいという本能を利用する。
→どちらのYESが良いですか?
4.認められたい欲
☆人は、本能的に認められたい生き物であることを利用する。
5.あなた限定
☆限定的、特別感を利用する。
→寂しがりや、自分好きな人に有効
6.チームワーク化
☆誰かがやるなら自分もやりたくなる習性を利用する。
→一緒にやろう!(特に子供に効果的)
7.感謝
☆感謝をされるとノーとは言いにくくなる習性を利用する。
→いつも綺麗に使っていただきありがとうございます!
③強いコトバを作る5つの技術
強い言葉=人の感情を動かすエネルギーのあるコトバ。高低差をつけることで、エネルギーが生まれる。
基本的には、ストレートな言い方にプラスα
1.サプライズ法
☆語尾に!や、あ、〜・実は、〜・信じられない〜など。
→「そうだ!京都に行こう。」
2.ギャップ法
☆スタートをギャップで下げてから、伝えたいことを言う。
→「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」
3.赤裸々法
☆自分の体の反応を伝えたいことの前に入れる。普段口にしないようなものが良い。
→「のどがカラッカラになりました!・・・」
4.リピート法
☆繰り返すことで、強く印象的に伝わる。歌、特に動揺などで使われることが多い。
→「女々しくて、女々しくて、女々しくて・・・」
5.クライマックス法
☆貴重な情報のように見せて、聞き手の集中力を高める。
→「これだけは覚えて帰ってください。」「ここが一番重要なのですが・・・」
読み終わって
感想
おすすめ度
読んだ理由
- 発信力を磨くため。
- コミュニケーション力を磨きたいから。
- 言葉の力に興味があるから。
雑記
- 「伝え方」は学ぶことができ、心を動かす言葉は料理のようにレシピがあり作ることができる。
- 伝え方の技術で、0%だったものに可能性が生まれる。
- メールは冷たく感じるため、感情を30%増しで文章を作る。