
自分が変わる覚悟を持ち、良い習慣を身につけよう!
結論
要約
①人格無くして成功無し
②私的成功を達成するための3つの習慣(7つの習慣より)
①人格無くして成功無し
人格を磨こう!
小手先の知識を身に着けて成功したとしても、それはすぐに終わってしまいます。
本当に成功したければ、「人格」を高める必要があります!
問題は、いつも自分の中にある…
人は、物事を自分の見たいように見ています。
だから、失敗したり悪いことがあったとしても、他人のせいにしたりする傾向があります。(誰かのせい、周りのせいにする。)
インサイドアウト
→物の見方を変えて自分が変わらなければ周囲の物事も変わらないです。
要するに、自分が変わらなければ何も変わらないのです。
②私的成功を達成するための3つの習慣(7つの習慣より)
成功にも順序があります。
- 私的成功…他者からの依存から脱却し、真の自立を手にした状態
→第1~3の習慣で得られる - 公的成功…私的成功を収めた者同士が、高度な依存関係を築いた状態
→第4~6の習慣で得られる - その成功をどんどん大きくしている状態(何回も成功を収めている状態)
→第7の習慣で得られる
第1の習慣 主体的である
主体的とは、「人間として、自分の人生に対する責任を取ること」です。
私たちの行動は、周りの状況がそうさせているのではなく、自分自身の決定と選択の結果です。ですから、私たちはどんな些細なことでも「自分で選択する」ことを意識しなければなりません。そうすれば、自分の人生は自分の思ったものになります。そして、その結果として豊かな人生が見えてくるのかもしれません。
行動を起こすのはあなたの責任である。
自ら責任を引き受けて行動を起こすか、それとも周りから動かされるのか、どちらの道を選ぶかによって、成長や成功の機会も大きく変わるのである。
スティーブン・R・コヴィー
また、行動と結果は必ずしも結びつかないことがあります。行動は自分で選択できても、結果までは選択できないということを理解して、自分の行動で結果が出る部分から行動するようにしてください。それがどんどん大きくなり、大きなことに対しても影響を与えれるようになれます。
まずは、「自分の行動に責任を持つという意識」を、持つようにしましょう!
その際のおすすめとして、「私は~」と主語が自分からスタートする考え方を身につけましょう!
第1の習慣
- 自分の行動に責任を持つことを意識する。
- 自分が影響を及ぼす範囲から行動する。
- 自分の人生は、自分で選べるということを認識する。
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
常に「終わり」を意識した生活を送りましょう。
要するに「どんな自分で終わりたいか」考えましょう。
そのためには、「人生で何が大切で」、「自分はどんな自分になりたいのか」を明確にする必要があります。自分の中での価値観(原則)を構築しましょう。
ただし、この時に特定の分野を中心に価値観を考えないようにしてください。(例えば、お金、仕事、友達、家族・・・)なぜなら、特定の分野を中心にしてしまうと、それに依存することになり人生のバランスが崩れてしまうからです。
ですから、そもそも「自分はどんな人間でいたいのか」を考える必要があります。
(例えば、誠実でいたい、貢献したいetc)
その考えに基づき、各分野での行動をすることでブレない人生を歩めるようになります。人格者へと近づけます。
そして、ブレそうになったら、原則に立ち返りましょう。
原作にもあるように、自分の葬式で読んで欲しい「弔辞」をイメージすることで、どんな自分で終わりたいかを考えることができそうですね。
終わりを思い描くことから始めるというのは、…日々の生活でさまざまな役割を果たすときに、自分の価値観を明確にし、方向をはっきりと定めて行動することである。
…そうすれば、本当の意味で主体的で価値観に沿った人間になれるのである。
スティーブン・R・コヴィー
第2の習慣
- どんな自分で終わりたいかを考える。
- そのための、自分の価値観(原則)を構築する。
- ブレそうになったら、自分の原則に立ち返る。
第3の習慣 最優先事項を優先する
「緊急でないが重要なこと」に時間を使いましょう。
忙しさに身を委ねていると、後悔が残ります。
人間の活動には4つの領域があります
第Ⅰ領域 緊急で重要なこと
例:締め切りのある仕事・大事な人との約束など
第Ⅱ領域 緊急でないが重要なこと ※この時間を増やすことが大事です☆
例:人間関係づくり、自己啓発など
第Ⅲ領域 緊急だが重要ではないこと
例:日々の会議、重要でないメール・来客対応
第Ⅳ領域 緊急でも重要でもないことなど
例:だらだらゲーム、だらだらテレビなど
なお、重要とは…人生の目的・価値観にとって重要かどうか
「最優先事項を優先する=時間を管理する」は、間違った解釈です。
時間を管理し効率的にこなそうとすると、第Ⅰ領域や第Ⅱ領域がどうしても優先されてしまい、その結果疲れてしまいます。その疲れを癒すために、空いた時間は第Ⅳ領域に使ってしまうという流れになります。
その結果、第Ⅱ領域(要するに「自分の成長に割く領域」)に費やす時間が無くなってしまいます。優先すべきは、この第Ⅱ領域に時間を費やすことです。
また、第Ⅱ領域については、自分の価値観に基づいて決まるモノです。だからこそ、自分の価値観が大事になります。
スケジュールを立てるときは、まずは第Ⅱ領域の予定から入れていきます。予定をこなすことが目的となってはいけません。
ここで問題になるのが、第Ⅱ領域に費やす時間を増やすことにより、他の領域に費やす時間は減ってしまうことです。そうなると、誰かにその分を委ねなければいけなくなります。その時に気を付けたいことが、5つあります。
- 目的を明確にする。
- 手順やルールを明確にする。
- 利用可能な道具、人員、お金などを明確にする。
- 報告の有無、またはその時期を明確にする。
- 望む結果、望まない結果を明確にする。
委ねる相手にどう動いてもらうかを考えることが重要になります。
目の前に現れた用事が緊急に見えなかったとしても、それはあなたの人生そのものに関わる事柄だったかもしれない。
スティーブン・R・コヴィー
第3の習慣
- 自分の人格を高めるための時間を優先する。
- タイムマネジメントにこだわりすぎて、時間に管理されないようにする。
- 他の人に自分の仕事を委ねることも考える。
感想
「どういう自分で終わりたい?」この問いかけがすごく大事だと思いました。せっかくこの世に授かった命・人生をどう使うかは自分次第であって、人生の最後に周囲からどう思われていたかがその人の評価になる。その最後はいつ訪れるか分からないから、常に最後を意識した生き方をしたいと思いました。
わたしの価値観は、「誰かの役に立ちたい、誰かを喜ばしたい、誰かを笑顔にしたい」かなと思いました。そのためには、自分を磨くことを止めてはいけないので、成長を続けることに時間を費やしたいと思います。
教材情報
原作です↓

書籍タイトル
まんがでわかる7つの習慣
※原作は、全世界で3,000万部売れている。
監修
フランクリン・コヴィー・ジャパン
※原作の著者は、スティーブン・R・コヴィー
出版社
株式会社宝島社(2013/10/25)